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── |
あけましておめでとうございます。 |
三原 |
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 |
タカシ |
あけましておめでとうございます。 よろしくお願いします。 |
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── |
収録している今日は、
新年1発目のコンサート当日の1月8日なんですよね。
ということで、 今年の抱負なんて聞いてみましょうか。 |
三原 |
抱負が毎年決まらないんですよ。
2月から3月ぐらいにかけてじんわりと固めて、
3月ぐらいまでかかって決めたりとか。
年によっては10月ぐらいになったり。
だから、今のところの抱負は、
抱負を人前でちゃんと言えるような形に
する って事かな。
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タカシ |
先生に当てられてもちゃんと言えるような
ってことですね。 |
三原 |
そうそう、
はい!って手を挙げてね。 タカシ君の抱負は? |
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タカシ |
抱負って、毎年年末に思い出そうとすると
忘れてたりするじゃないですか。 |
三原 |
あー、確かに。 |
タカシ |
今年の目標を忘れないために、 シンプルにしようと思って。 僕の今年の抱負は、「ち」です。 |
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三原 |
「ち」? |
タカシ |
地面の「地」です。 |
三原 |
??? もうちょっとわかりやすく教えて。 |
タカシ |
最近読んだ本に書いてあったんですけど、 僕は今、東京に住んでいるんですが、 都会に住んでると地面から足が離れてるというか、 地に足が着いてないって書いてあって。
それを読んで、確かにそうだなぁって思ったんで。 |
三原 |
靴を履いているとか、アスファルトの上だとか? |
タカシ |
そうですね。 で、これからは地面が感じられるというか、 いろいろと活動の地盤というか 範囲を広げていきたいなと考えていたんですけど、
結果的に全部ついてくればいいなと思って。 そこで、 今年の目標は簡単なものにしようと思っていたので
「地」にしました。 |
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── |
1年後までちゃんと覚えてられそうですよね。 ちなみに、去年の抱負は? |
タカシ |
やっぱり忘れちゃってます。 |
三原 |
俺も覚えてない。 |
タカシ |
たぶん、「地」だったら、
1年後になっても、 三原さんは覚えていてくれてると思うんです。 |
三原 |
忘れないように
こうやって対談に残しておくのもいいよね。 じゃあ、今言っておいたほうがいいってことだ。 |
── |
そうですよ、 ここで言っておいて、 ぜひ1年後に見返してください。 |
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三原 |
うーんそうだなぁ。 今までは、よく考えて行動する っていうスタンスが多かったんだけど、 今年はとにかく夢中になってみようかなって。
要は隙だらけになるってことね。 |
タカシ |
いいですね。 |
三原 |
楽器だけに限らず いろんなことを夢中になる
ってことをここ2,3日思ったかな。 「年取ってくると」ってあんまり言いたくないんだけど、
経験を人並みに積んでくると予測したり考えたりして、 自分の着地点を決めてしまう
ってことがあるんだけど、
そういう感じを無くしてみようかと。 |
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── |
なるほど。 今年の抱負は「夢中になること」に固まったようですね。 |
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── |
今日はコンサートの当日なので、 続々とバンドのメンバーが集合してきてますね。 |
三原 |
タカシ君は今日名古屋に来たの? |
タカシ |
名古屋に来たのは昨日です。 |
── |
三原さんも昨日から名古屋入りですか? |
三原 |
俺は今日の朝、大阪から。 |
タカシ |
え、三原さん名古屋の人じゃないんですか? |
── |
あれ、知りませんでした? |
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三原 |
俺もタカシ君が東京の人だってことは、 北海道ツアーの時に知ったよ。 |
── |
北海道ツアーってことは、 去年の6月ですよね。 一昨年のコンサートの時は 名古屋の人だと思ってたってことですか? |
三原 |
名古屋の人っていうよりは、
さっぱりどこの人なのか分からなかった。 |
── |
意外とみんな素性を知らないんですね。 |
三原 |
一昨年のコンサートの時は あんまり話しする時間もなくて。 |
タカシ |
そうですね。 |
三原 |
照喜名さんから
タカシ君についての事前の情報は聞いていて。
「歌の人が入るらしいけど、どんな人なの」 って聞いたら、 「わりと三原君に似てるよ」って言われて。 ちょっとウキウキドキドキしながら期待してました。 |
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── |
どうでしたか?実際に対面してみて。 |
三原 |
最初よくわかんなくて。 「似てる」っていう意味も。 でもね、北海道ツアーの時に タカシ君のやせてるブログの話で、 結構話ししたよ。 |
タカシ |
「太りたいブログ」ですね。 |
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三原 |
タカシ君のブログは 太るにはどうしたらいいかを考察するブログだ って聞いてね。
でも実はまだ拝見してないんだけど。 |
タカシ |
三原さんが昔、太ろうとした っていうことを誰かに聞いて、 これはぜひともインタビューしたい と思ったんですよ。 |
三原 |
ダイエット成功者じゃなくて、 太る方に成功した話をね。 まぁ、そのあとで
壮絶なリバウンドがあったんだけどね。 |
── |
えーっと、リバウンドってことは・・・ |
タカシ |
痩せちゃうほうにリバウンドですよ。 |
三原 |
太る前よりも、痩せちゃった。 |
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── |
タカシ君は、ブログで考察したりしてどうですか、
太れてますか? |
タカシ |
いや、全く太れてない。 正月も食っちゃ寝食っちゃ寝したけど やっぱり変わらずで。 |
三原 |
俺は1キロ太ったよ。 3日に計ったら1キロ太ってて、 4日に計ったら1キロ減ってた。 |
タカシ |
1キロぐらいの増減なら僕でもありますよ。 今も太りたいっていうのありますか? |
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三原 |
あるけど、そーでも無くなってきたかな。 夢中で太りたいとかは無いな。 |
── |
今、タカシ君は夢中で太りたい感じですか? |
タカシ |
基本的には太りたいですけど、 結果的についてこればいいかなと。 北海道ツアーの時の三原さんの話では、 太ればいいってもんじゃない って教えてもらって。 |
三原 |
俺そんなこと言ったけ?(笑) |
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タカシ |
標準体重っていうのがあって、 僕の身長からすると70キロぐらいが標準体重なんですよ。 |
三原 |
そうそう、俺も72,3キロぐらいが標準体重のはず。 |
── |
二人とも背が高いですよね。 |
タカシ |
そうなんですけど、 僕、50キロしかなくて。 標準体重から20キロのマイナスなんですよ。 でも、誰でも標準体重になればそれで良いか っていうとそうじゃなくて。 |
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三原 |
おっしゃる通り! |
タカシ |
三原さんは、一度太って標準体重に達したところで、 すごく体調を崩されたとか。 |
三原 |
今53キロだから、無理やり20キロ太って 73キロになったことがあってね。 普通の生活に支障をきたすぐらいしんどかった。 |
── |
普通の人で考えたら、 20キロ増えたら大変なことですもんね。 |
三原 |
お米10キロ持つのだって結構大変なのに、 それが2袋も体にのしかかってる状態だからね。 ホントに膝が痛くなったりしたもん。
で、太ってる人っていうのは素質があるんだ
っていう話をタカシ君にしたんだよ。 思い出した。 |
タカシ |
才能があるんでしょうね。 |
三原 |
さっきのタカシ君の話じゃないけど、 地盤があるから太れるんだよ。 太っても大丈夫な膝を持っていたり、腸とかも丈夫で。 |
── |
あきらかにお二人には無いですよね。 太ることについては、 タカシ君は通年の目標ってことですね。 |
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タカシ |
そうですね。あんまりガリガリの人が歌う歌ってのもね。見た目がもうちょっとふくよかな感じになりたいなと。 |
── |
メンバーの他の人とか、 女の子に話したら、ドヤされそうな話ですね。 |
タカシ |
そうなんですよ。 そこが悩ましくて。 |
三原 |
すごくデリケートな話だもんね。 こういう話って、普通の人に話したら
カチンとくると思うんですよ。 それをタカシ君とは腹を割って話せるという間柄だね。 |
タカシ |
そうですね、なかなかそういう人は少ないですよ。
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── |
新年早々、太る話ばっかりになっちゃいましたね。 そろそろ、音楽についての話もお伺いしましょう。
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三原 |
新曲が1曲増えたけど、大変だよね? (「Beautiful view」)
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タカシ |
うーん、どうだろう。 そうでもないかな。
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三原 |
あのメロディーラインを楽器で吹いてみて、 タカシ君のデモテープを聞いて、 今回の曲は今までの中で一番 というと語弊があるかもしれないんだけど、 すごく気に入ってるんですよ。
で、この曲が、カラオケとかで歌えるようになったら、 音痴な人が続出するんじゃないかと思う。 音程とか絶妙で、 ここでこう動くか っていうのが、すごく難しいなとおもって。
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タカシ |
音域が結構飛んだりっていうのはありますね。
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── |
鬼頭さんの作った曲っていうのは、 歌ってみてどうですか? |
タカシ |
けっこう最初からしっくりくるのが多いですね。
「うたをうたおう」とかはシンプルで
かなりしっくりきました。
シンプルだし、わかりやすいです。 日本語でストレートですよね。
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三原 |
何とでもとれる歌詞だからこそ、 「実はタカシ君がこういうつもりで歌ってるんだ」 っていうここから先の話は、 居酒屋で飲みながらじっくり聞いてみたいですね。
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── |
ということで、 ここから先は、打ち上げの席で
ゆっくり聞かせていただきましょう。 ありがとうございました。
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