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2006
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12月10日 愛知/名古屋 今池 PLASTIC FACTORY
KITO, Akira Brass Band presents
「merry!!」



<member>
鬼頭 哲(direction/cl/bsx)
加納 千春(fl) 林 香里(fl) 三ツ本 綾乃(cl)
松本 卓也(as) 浅井 雅弘(as)
小林 裕尚(ts) 安井 教郎(ts) 山田 愛(ts)
稲垣 路子(tp) 伊達 典子(tp) 池下 知子(tp) 近藤 万里子(tp) 小松 悠人(tp)
三原 智行(tb) 照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小林 誠(tb)
小島 弓枝(ah) 照喜名 俊典(eup) 山田伊津美(eup)
吉野 竜城(tu) 加藤 日名子(tu) 萬年 聡(tu)
丸市(per) 中西 健雄(per) 近藤 久峰(per)

  

<program>

【第一部】
下降する回廊の途中まで / 帽子先生の大冒険 / ハフンハフン /
連休行進曲(小編成) / 連休行進曲(フルバンド) /
サヨナラ犬 / 全国の地獄(フルバンド) /
全国の地獄(ユーフォニアム&チューバ四重奏)

−休憩−

【第二部】
手ぶらでいこう(小編成) / ライドーン! / テラシツヅケル /
サツキノハラ / 俺の部屋 / 国際線

−アンコール−
手ぶらでいこう(フルバンド) / うたをうたおう / 鬼頭 哲 ブラスバンド のテーマ



よく晴れた冬の日の夕暮れ、鬼頭 哲 ブラスバンド の「陽気なバカ騒ぎ(merry!!)」へようこそ!

今回の会場「PLASTIC FACTORY」は、前回の「千種文化小劇場ちくさ座」のホール公演とはうってかわって、ちょっとあやしげでハッピーな雰囲気のクラブ。かつてプラスチック工場だったという建物です。通常はウェークエンドのみ営業しているクラブですが、今回は鬼頭ブラスのパーティのために日曜の夕暮れからオープンしてくださいました。

会場内のあちこちで光のオブジェや柔らかなキャンドルの灯がゆらめき、頭上のミラーボールが華やかにバンドを照らします。ダンスフロアの半分近くを占めたステージ部分には、すっかりおなじみとなった赤と黒の衣装に加え、女性陣はクリスマスらしくホワイトカラーも身にまとい、楽器を抱えてところせましと並びます。今回はトランペットに近藤万里子と小松悠人、ユーフォニアムに山田伊津美を加えた28人編成。トロンボーンのスライドが前後に動く合間からサックスの音色が飛び出すという、狭いスペースながらも各ミュージシャンの存在感はあいかわらず力強い、臨場感あふれるライヴパフォーマンスとなりました。天井の高いスペースだったこともあって、音のバランスや響きはバッチリ。アコースティックの強みを再確認する演奏となりました。

今回の観どころは、小編成バージョンでの演奏。今年三月の「Whose music!」で初演した「連休行進曲」と「手ぶらでいこう」の新アレンジを、いつもとは違った編成でお送りしました。同じ曲とはいえ、ずいぶんと雰囲気も展開も異なるこの二曲、フルバンドの演奏と聴き比べるとまたちがった魅力があったのではないでしょうか。演奏する側もたのしい試みでした。
また、第一部の最後には照喜名俊典と山田伊津美のユーフォニアムと、吉野竜城と加藤日名子のチューバによるバリチュー四重奏「全国の地獄」を初演。鬼頭がユーフォとチューバのためだけにこの秋に手がけた新たな編曲です。これは鬼頭ブラスでしかありえない、至高の組み合わせですよ!

当日は開場前にたくさんのお客さまに行列を作っていただき、迎え撃つメンバー一同、「ギュウギュウの大混雑でお客さんは大変じゃなかろうか」と心配していましたが、蓋を開けてみれば大混雑ではありましたが(満員御礼ありがとうございます!)、お客さまからのアンケートでは「落ち着く会場で心地よかった」「立ち見だったけれどライヴに夢中で疲れなかった」など、ほっとするような声をいただけました。

今回なにより多かった感想は「バンドとの距離が近くて迫力があった」ということ。前回の「十月の絶唱」はホール公演だったこともあり、かなり「舞台上/客席」との境目がはっきりと出ていたライヴだったのに比べて、今回はステージと客席のあいだに段差もなく、演奏するメンバーの息遣いまで感じられるほどに近距離でのライヴでした。この「近さ」がよりいっそう臨場感と親近感を生み出し、「観る/観られる」のではなく、「一緒に楽しむ」パーティとなったのではないでしょうか。終演後も、お酒やドリンクを片手に、たくさんのお客さまとおしゃべりすることができました。

今回のチケット事前予約特典は「俺の部屋」の歌詞&メロディ譜。休憩中に鬼頭がお客さまの名前を呼びながら手渡しし、第二部の後半で曲が演奏されたときには多くのお客さまが一緒に唄ってくださいました。楽器で唄う鬼頭ブラスのライヴでは、あなたの合唱もお待ちしています。

ご来場ありがとうございました!

(鬼頭 哲 ブラスバンド)

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10月18日 愛知/名古屋 千種文化小劇場
KITO, Akira Brass Band presents

「十月の絶唱」


photographed byTakehiko Suzuki

<member>

鬼頭 哲(direction/cl/bsx)
加納 千春(fl) 林 香里(fl)
三ツ本 綾乃(cl) 岡林 和歌(cl)
松本 卓也(as) 浅井 雅弘(as)
小林 裕尚(ts) 安井 教郎(ts) 山田 愛(ts)
稲垣 路子(tp) 伊達 典子(tp) 池下 知子(tp) 織田 祐亮(tp)
三原 智行(tb) 照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小林 誠(tb)
 小島 弓枝(ah) 照喜名 俊典(eup)
吉野 竜城(tu) 加藤 日名子(tu) 萬年 聡(tu)
丸市(per) 中西 健雄(per) 近藤 久峰(per)
横沢 紅太郎(stage management)
浅利 芙美(produce)




<program>

【第一部】
ダイク(No.9) / ライドーン! / 連休行進曲 / 遠いところ /
下降する回廊の途中まで / 秋の足音 / サヨナラ犬 / 全国の地獄

−休憩−

【第二部】
ハフンハフン / テラシツヅケル / 帽子先生の大冒険 /
サツキノハラ / 俺の部屋 / 国際線

−アンコール−
手ぶらでいこう / うたをうたおう / 鬼頭 哲 ブラスバンド のテーマ

Tomoyuki Mihara(tb)  Toshinori Terukina(eup)

Ayano Mitsumoto(cl) Yusuke Orita(tp)Akira Kito(dir/cl/bsx)

Hinako Kato(tu) Maruichi(per) Nao Yamada(tb)

 Yukiko Terukina(tb) Yumie Kojima(ah)

Hisamine Kondo(per) Tatsuki Yoshino(tu), Satishi Mannen(tu) Makoto Kobayashi(tb)

 Kaori Hayashi(fl) Takeo Nakanishi(per)

Chiharu Kano(fl) Masahiro Asai(as) Takuya Matsumoto(as) Michiko inagaki(tp)


鬼頭哲ブラスバンド、はじめての「ホール公演」。いつものライヴハウスや屋外演奏とはまた違う、新鮮なパフォーマンスをお見せできたのではないでしょうか。会場となった「千種文化小劇場 ちくさ座」は、名古屋環状線沿いの、外壁に蔦がからまったふしぎな建物。八角形のステージをすりばち状の客席にぐるりと囲まれた「円形舞台」で、ふだんはお芝居の公演が多いホールなのだそうです。

平日の夜ということもあって、制服姿の高校生のみなさんや、お仕事帰りの働き者のみなさん、小さなお子さまなど、これまでライヴハウスではお会いできなかった方々にも観ていただくことができました。アンケートの声などをみるに、楽器演奏の経験があるお客さまが多かったようです。

まずは第一部。新曲「ダイク(No.9)」で幕開け。クラリネットの独奏からはじまり徐々にさまざまな音が重なっていき、壮大な絵巻物のように展開します。「ダイク」って「第九」? さて、なにが九番目だというのでしょう。ヒントは、先ほど世界的に話題になった惑星のお話。答えは鬼頭 哲 責任編集ミニブック「鬼頭 哲 のふしぎな日常」の全曲解説に。第一部は全体的に、「吹奏楽」「管打楽器演奏」になじみのある人なら「にやっ」「おやっ」と思うような構成。チューバの吉野竜城や加藤日名子、トランペットの稲垣路子や織田祐亮、クラリネットの三ツ本綾乃と岡林和歌など、高い演奏技術が目立つシーンを多く仕掛けていました。サックスパート男衆四人による「連休行進曲」、弱冠二十歳のアルトサックス浅井雅弘による数分間の即興ソロが光った「遠いところ」、鬼頭哲のクラリネットと小林裕尚のテナーサックスと吉野竜城のチューバが絡み合う「サヨナラ犬」など、男くさい見せ場も多くありました。

第二部の冒頭も同じく新曲、「ハフンハフン」。ゆったりと吹き放たれた三原智行のソロ。トロンボーン四本による人力サラウンドシステムなど、ゆかいな試みもありました。ほかにも、照喜名俊典のユーフォニアムの超絶技巧と歌ごころたっぷりの「テラシツヅケル」、結婚式を4日後に控えたキュートな照喜名有希子がオットコマエなソロを吹いた「帽子先生の大冒険」、鬼頭のバリトンサックスが吼え、全員が歌ったクライマックスの「俺の部屋」など、キャッチーでアッパーな構成。いつしか自然と手拍子をしていたり、一緒に大口を開けて唄っていたお客さまも多かったみたいです。にぎやかでハッピーなステージとなりました。

たくさんの拍手と歓声でお呼びいただいたアンコールでは、「うたをうたおう」でまさしく鬼頭ブラスが大絶唱! 本公演タイトルは「十月の絶唱」。ボーカルなしの楽器演奏なのになぜ「絶唱?」とふしぎに思っていたアナタ、唄うというのは何も声を出すことだけではないのです。鬼頭 哲 ブラスバンド は「楽器で唄うブラスバンド」。その姿を見せられたステージだったのではないかと思います。

この日はうれしいことに、座席のほぼ九割が埋まった大入り御礼。終演時の拍手の大きさにはメンバー一同、感謝(驚)です。たくさんのご来場ありがとうございました!

(鬼頭 哲 ブラスバンド)




Thanks!
Satomi Ito, Kenta Nakamura, Ryo Shimizu, Risa Yamada, Yuko Nasu, Naho Ogino






写真:「十月の絶唱」フライヤー



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8月5日、6日 岐阜/瑞浪
第47回みずなみ美濃源氏七夕まつり
「みんなのラブたな2006」



<member>

鬼頭 哲(dir/cl) 加納 千春(fl) 三ツ本 綾乃(cl) 小林 裕尚(sax) 松本 卓也(sax) 浅井 雅弘(sax)
安井 教郎(sax) 山田 愛(sax) 伊達 典子(tp) 三原 智行(tb) 照喜名 俊典(tb)
照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小島 弓枝(ah) 萬年 聡(tu) 丸市(per)


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7月29日 愛知/一宮
一宮七夕まつり
「ラブたな 2006」



<member>

鬼頭 哲(dir/cl) 小林 裕尚(sax) 松本 卓也(sax) 浅井 雅弘(sax)
伊達 典子(tp) 照喜名 俊典(tb) 山田 奈緒(tb) 小島 弓枝(ah)
萬年 聡(tu) 丸市(per)


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6月24日 愛知/名古屋 平針Sunny Side
「鬼頭 哲 ブラスバンド ワンマンライヴ」


photographed by Susumu Tokita

<member>

鬼頭 哲(dir/cl/bsx)
加納 千春(fl) 三ツ本 綾乃(cl)
松本 卓也(as) 浅井 雅弘(as) 小林 裕尚(ts) 安井 教郎(ts) 山田 愛(ts)
稲垣 路子(tp) 伊達 典子(tp) 赤堀 裕之史(tp) 池下 知子(tp)
三原 智行(tb) 照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小林 誠(tb)
 小島 弓枝(ah) 照喜名 俊典(eup)
吉野 竜城(tu) 加藤 日名子(tu) 萬年 聡(tu)
丸市(per) 中西 健雄(per) 近藤 久峰(per)


  

  


<program>

【第一部 鬼頭 哲 ブラスバンド】
うたをうたおう / ライドーン! / 秋の足音 / テラシツヅケル / サヨナラ犬 / 全国の地獄

−休憩−
Sing Brass Blow Bros.
(鬼頭 哲 照喜名 俊典 吉野竜城)

【第二部 鬼頭 哲 ブラスバンド】
サツキノハラ / 下降する回廊の途中まで / 連休行進曲 / 帽子先生の大冒険 / 俺の部屋 / 国際線

−アンコール−
手ぶらでいこう / 鬼頭 哲 ブラスバンド のテーマ

鬼頭哲ブラスバンド、恒例の6月ワンマンライヴ。たしかに会場も時期も毎年恒例のイベントではありながら、新生・鬼頭 哲 ブラスバンド の「進化/深化」をさまざまな形でお届けできたのではと思います。会場のサニーサイドもギッシリ満員御礼、立ち見がでるほどの大盛況!

トランペット、トロンボーンが4人編成となってさらに音圧強化。高音域メロディの軽快さ、柔軟かつ力強いサキソフォン、ホルンやユーフォニアムの安定した唄声、チューバが奏でる包容力のある低音、そしてドラム&パーカッションが作り出す身体性の高いグルーヴ感。25人編成の大所帯にもかかわらず、各楽器の音色や演奏者の個性が匂い立つステージとなりました。真骨頂ともいえる名曲「俺の部屋」では、ブラスバンドのライヴでは今回初めてリーダー鬼頭が自らバリトンサックスでソロ演奏。圧倒的な存在感を見せつけました。

新曲「ライドーン!」、「下降する回廊の途中まで」、「国際線」の三曲も登場。手拍子、咆哮、合唱あり、アンコールの「手ぶらでいこう」では、トロンボーン三原と、ユーフォニアムからバルブトロンボーンに持ち替えた照喜名とのトロンボーン正面対決一騎打ち!
赤や黒にアロハ柄の混じった賑やかな衣装効果もあって、見た目にも賑やかなライヴとなりました。アンコールのクライマックスには客席から「イエーイ!」と歓声もあがった、なんとも爽快な一夜でした。

ご来場ありがとうございました!

(鬼頭 哲 ブラスバンド)

 designed by Madoka Fujita 
写真左: photographed by Mr.T
写真中:6月24日フライヤー illustrated & designed by MADOKA FUJITA
写真右:6月24日会場限定特別販売CD-R 「ライドーン!」/鬼頭 哲 ブラスバンド


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5月21日 愛知/一宮
「杜の宮市」


photographed by Kiyoshi


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鬼頭 哲(dir/cl) 加納 千春(fl) 三ツ本 綾乃(cl) 小林 裕尚(sax) 松本 卓也(sax) 浅井 雅弘(sax)
安井 教郎(sax) 山田 愛(sax) 稲垣 路子(tp) 伊達 典子(tp) 三原 智行(tb) 照喜名 俊典(tb)
照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小島 弓枝(ah) 萬年 聡(tu) 丸市(per)



  

  

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4月8日、9日 岐阜/多治見
「第54回 たじみ陶器まつり」


photographed by Mr.T


<member>

鬼頭 哲(dir/cl) 加納 千春(fl) 三ツ本 綾乃(cl) 小林 裕尚(sax) 松本 卓也(sax)
長田 康子(sax) 安井 教郎(sax) 山田 愛(sax) 小久保 喜司 (sax) 稲垣 路子(tp) 伊達 典子(tp)
三原 智行(tb) 照喜名 俊典(tb) 照喜名 有希子(tb) 山田 奈緒(tb) 小林 誠(tb) 小島 弓枝(ah)
吉野 竜城(tu) 萬年 聡(tu) 丸市(per) 中西 健雄(per) 近藤 久峰(per)



  

  

  

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3月26日 愛知/名古屋 八事 POPCONE
KITO, Akira Brass Band presents
「WHOSE MUSIC!」



photographed by Mr.T


共演:イノウラトモエ(from 大阪)


<member>

小島 弓枝(dir/ah) 加納 千春(fl) 三ツ本 綾乃(cl) 小林 裕尚(ts)
中野智恵子(as) 長田 康子(as) 安井 教郎(ts) 伊達 典子(tp)
照喜名 俊典(eup) 山田 奈緒(tb) 萬年 聡(tu) 丸市(per)



  

  大阪のイノウラトモエさん
※写真右下はイノウラトモエ

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Thank you for your coming !
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
またお会いできるのをたのしみにしています。

鬼頭 哲 ブラスバンド

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